Su-22m4製作記
ギミック作品の製作過程
企画段階
サークルの展示会があるために今回の目玉となるギミック作品を作る必要がありました。 そこで、
かねてからの構想であったフレア放出シーンの再現をテーマとすることにしました。
そこで問題となったのが機体を何にするのか?です。 テーマに合わせるのならフレアディスペンサー
の目立つ機体が良いので、必然的にロシア機が候補になります。 その中でSu−22が作ったことの
無い機体だったのでこれに決定しました。 ただ、Su−22は一風変わった可変後退翼機なので、こ
の際これも可動にすることにしました。
次の段階として、どのようなレイアウトにするか?を検討しました。
作品のレイアウトをMiG−23のようにしたのでは垂直方向の振動や衝撃に弱くなるうえに、可変後退
翼のギミックも複雑になるので今回は避けたいと思っていました。 そのため、機体が垂直に上昇して
いることを想定してすべて垂直に配置することにしました。 まとめると、
・ベース内にギヤモーター、電池、スイッチ、外部電源端子を組み込む。
・このベースに機体とフレアのスモークを垂直に立てる。
・可変後退翼の可動ギミックはクランク=ロッド方式とする。
・機体とギヤモーターはロッドで連結する。
・フレアはミニクリプトン球で発光させる。 スモークはロウで作る。(F−14と同じ)
・電池は単二4本で3V並列を構成する。
・スイッチを二個用意し、フレアと可変後退翼それぞれに設定する。
・電池交換はベース底板を取り外しておこなう。
・保護用の透明カバーをベースに固定する。
以下それぞれの項目に分けて解説しますので、ご覧になりたい項目をクリックしてください。
なお、機体の製作は省略させていただきます。
1.可変後退翼編 (モーター、クランク、ロッド)
2.フレア編 (フレア、スモーク、取り付け方法)
3.ベース編 (電池ボックス、スイッチ、ジャック、アクリルケース)
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