Su-22m4 ベース編

Fig.1                         Fig.2
 

Fig.3                Fig.4
 

 ベースは模型本体とフレアを支え、ギミックのメカを収納する大切な部分です。  また、作品の高級感
を演出する役目もあるので、手を抜かずに作り上げます。 
 ベースのサイズは機体が主翼を広げたときの寸法、フレアの配置、ギミックのメカのサイズ等を考慮して
200×200×52mmとしました。  この寸法に従い、厚さ2ミリの黒アクリル板を切断します。(Fig.1
 これを組み立てたのがFig.2です。  流し込みタイプの専用接着剤を使い、注射器で接着します。 なお、
あとでメカの調整のために側面の一方は接着しないでおきます。  底板は電池交換のために開閉でき
なくてはいけません。  そこで、アルミアングルを底板に両面テープで貼り付け、側面から4本のビスで
固定することにしました。  
 次に天板に機体のプラパイプ(直径8ミリ)と、フレア取り付け用のジャック(直径6ミリ)の穴をあけたのが
Fig.3です。
 ベースの底面にすべり止めのパッチを貼り付けておきます。(Fig.4)

Fig.5                Fig.6
  

 機体のプラパイプをしっかり固定するための補強材を作ります。  Fig.5に示すとおり、5ミリのアクリル板
2枚にプラパイプがガタツキなく通る穴をあけ、この2枚を張り合わせてベースの裏側に接着しました。
Fig.6は実際の取り付け状況です。

Fig.7          Fig.8              Fig.9
  

 ベースにジャック4個を取り付け、次に機体を固定します。  機体の固定はアクリル接着剤で接着したあと、
エポキシ系の接着剤で補強しました。(Fig.7)
 可変後退翼のギミックのメカを内部に固定し、動作を調整したあと、残ったアクリル板にスイッチ2個(可変
後退翼作動用とフレア点灯用)と、外部電源端子を取り付けます。(Fig.8)
 前述のアクリル板をベースに接着し、内部に電池ボックス2個を強力両面テープで固定します。 さらに内部
の結線を済ませればベースは完成です。(Fig.9)

Fig.10               Fig.11               Fig.12
  

 最後にケースの製作です。  厚さ2ミリの透明アクリル板でベースがスッポリ入るサイズ(この場合
200x200x410o)の箱をつくります。(Fig.10)   Fig.11に示すようにスイッチや電源ジャック部分
は切り欠いています。  ベースへの固定はビス2本です。  Fig.12に示すようにケースを装着すれ
横に置くこともできます。  このようなケースの製作は専門家(看板屋さんやプラスチック加工業者)
に相談することをおすすめします。
                          
                       もどる





inserted by FC2 system