Su-22m4 可変後退翼編

Fig.1
  このイタレリ(ズベズダ)のフィッターの可変後退翼の可動
 方式は
Fig.1のように中央のプレート(赤)が前後に移動して、
 左右の翼から延長されるレバー(黄色)を動かすようになって
 います。
 この中央のプレートに3mmのプラ角棒を接着し、排気孔を抜
 けて機外に延ばしました。  この角棒を往復運動させれば
 主翼はスウィングします。 
  機体を保持するため8mmの透明プラパイプを用意し、前述の
 角棒を通し、排気孔内に接着しています。
 
  
Fig.2に示すのが使用した小型のギヤ付きモーターです。
 こわれたビデオカメラから取り出しましたが、静かで丁度良い
 回転数で回ります。 そのとなりが自作したクランクです。 
 角棒のストロークが12mmだったので、中心より6mm離れた
 ところにピンを立ててあります。  ギヤのシャフトにはネジで
 締め付けられるように細工してあります。
 
  クランクの動きを直接ロッド(角棒)に伝えたのでは左右に
 ブレてしまうので、
Fig.3に示すようなプレートを作り、角棒の
 端にビス止めできるようにしておきます。





Fig.2                  Fig.3
  

モーターとクランク、ロッドはFig.4に示す形で組み合わされます。
次にモーターを固定するためのマウントをアルミ板で作ります。(
Fig.5)
Fig.4                  Fig.5
 

実際にモーターを固定した状態をFig.6, Fig.7に示します。
Fig.6         Fig.7
 

 機体をベースに取り付け、さらにモーター・クランク一式をベース裏面に取り付けたのが
Fig.8の状態です。 これを拡大したのが
Fig.9で、機体から出ているロッドと結合されて
いる様子がわかります。
マウントは強力両面テープで貼り付けていますが、強度的に充分です。
クランクのストローク、回転軸中心を調整して主翼がスムーズに動けばOK..。電池を接続
して動かしてみると、期待通りに静かにゆっくり主翼が前後に動いてくれました。(Fig.10
Fig.8              Fig.9            Fig.10
 
 

 可変後退翼編はこれでおしまい。 このあとのベース内の工作はベース編をご覧ください。

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