EA-18G  1/72 ハセガワ+オリジナルレジンパーツ  2011年9月6日完成


I made 1/72 EA-18G. The kit is HASEGAWA with my original resin conversion parts.

This special marking is for CoNA events. I used the Twobob's decal(72-097).

The release of this decal was lated 3 months. But the quality is excellent and perfect. I will overlook the arrears.

I wanted to finish regular marking for this. But there are no other decals in the world. No choice for me.

The Hasegawa released EA-18G in 2012. My conversion kit was already product ended.


 EA-18Gグラウラーは電子戦機であり、EA-6Bプラウラーの後継機として開発されました。 開発といってもFA-18F
スーパーホーネットをベースにした改造機で、部品は高い互換性を保っています。 このためキット化も容易
と思われていましたが、ハセガワの1/72のキットは垂直尾翼の間の排気口が初期仕様で、これがネックとなって
キット化が遅れています。(2011年9月現在) そこで新型チムニーダクトをパーツ化し、グラウラーの特徴と
なる新型の主翼、翼端ECMポッド、各種小アンテナをセットしたレジンパーツセットを発売しました。 この
商品の作例として着工したものです。

 キットはハセガワのFA-18Fですので詳細は割愛させていただきます。 さらにEA-18Gに改造するポイントも
こちらを参考にしてください。 兵装のECMポッドはハセガワのEA-6Bから流用しました。 HARMミサイルはイタ
レリのNATOウェポンセットから持ってきましたが、あまり出来が良くありません。 ハセガワのF-16CJに良い
出来のHARMミサイルが付属していますので、これを流用することを推奨します。

 目下のところ1/72グラウラーを作る際の最大の障害はデカールで、キットが存在しないので別売デカールも
無いのです。 しかしアメリカ海軍航空100周年(CoNA)のスペマーデカールがTwobobs社から発売され、これ
に1/72グラウラーのスペマーデカールが含まれていました。 早速これを注文し、今回の作品はこの塗装に決定
しました。 この塗装は大戦中のトライカラースキームを模したものですが、色調はまったく異なります。 
下面のライトグレイはFS36375でクレオス308番を使用すればOKですが、水色と紺色はどの塗料ブランドからも
販売されていません。 この2色は自分で調色しましたが、紺色はT-2ブルーインパルスの紺色が近いようです。
主翼の前縁・後縁など細かく塗り分けられているので、これらも画像を参考にして根気強く塗装しました。

 発注したデカールは当初5月に到着の予定でしたが、メーカーの諸般の事情で大幅に遅れ、実際に届いたのは
9月初めでした。 このTwobobs社のデカールは初めて使いましたが、印刷はあのマイクロスケール社に外注
したものなので品質はピカイチでした。 もちろん白は透けないし軟化剤も良く効きます。 版ズレも皆無です。
さすがに現地調査しただけあって内容も詳細で正確でした。 最後にツヤ消しでトップコートすれば完成です。

 レジンパーツの作例として着工しましたが、デカールの遅れで完成が大幅に遅くなりました。 どうせなら
デカールも自作すれば良かったのですが、これがけっこうコストがかかるので敬遠していました。 どこか
で別売デカールを発売してくれることを期待していたのですが、そんなに甘くはなかったようです。
ハセガワが1/72スーパーホーネットの金型を改修するらしいので、グラウラーも発売されるかもしれません。
この作品の価値はそれまでですが、いち早く自分で作ったという自己満足みたいなものですね。



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