SD Mirage2000 1/? AFV CLUB 2017年11月22日完成


This is deformed Mirage2000-5 kit by the AFV Club. This kit is easy-build but use grue.

I decided to make this kit with much reshape because I don't like its form. For example its wing is too thin.


I reshaped the dosal spine, upper inlets, vertical fin, under fuselage and more.

The display stand is my original one. The paint for scheme is FS36495 and FS36375. The radome is FS36270.

The missiles are original parts included in a kit. But Magic2 AAM is much bigger than MICA AAM. It's a funny problem.


 以前に作ったAFVクラブのチンクオに続き、同社のミラージュ2000を作ってみました。 しかしチンクオ
と同様にデフォルメに問題があり、ミラージュ2000の特徴を捉えているとは言い難い造形でした。 そこで
また納得のいく形状に大改造して完成させました。
 キットはデフォルトではミラージュ戦闘機以外の何者でもないのですが、主翼が薄いので従来のミラージュ
III/5に見えるのが最大の難点です。 他にも不満の多い造形なので以下の改造を実施しました。
@主翼を厚くして胴体との繋がりを滑らかにする。
A背部のシルエットを直線的にする。
B垂直尾翼は似ていないので完全に作り直す。
Cキャノピー下部のラインを修正する。
D飛行状態のデスクトップモデルにする。
Eインテークと胴体の間のスキマの造形がいい加減なので作り直す。
Fコクピット内部はパイロットだけなのでバイザーと座席を自作する。
G主翼下面が滑らかになるようにパテで修正する。
Hガンポートを真鍮パイプで再現する。
Iインテーク上部をパテでボリュームアップする。







 チンクオと同様にデスクトップモデルにするため、脚収納庫もパテ埋めしました。 スタンドはいつもの
ものを使いました。 兵装は翼端のマジック2近距離AAMと胴体下のMICA中距離AAMのみで、出来は悪く
ありません。 マジック2ミサイルの方が圧倒的に大きいというのが難点ですが、デフォルメの弊害であり
仕方のないことです。 パイロットも良い出来なのでそのまま使いました。 ただ、ジェットノズル基部の
直径が胴体よりも1mmほど大きく、これが大きな段差になってしまうワナがありました。 これはノズル基部
を全周にわたって削り取ることによって解決できました。(下の画像を参照)



 塗装はプロスプレーMk.4による吹きつけで、ボカシはしていません。 迷彩は台湾空軍機を作るので、
FS36495とFS36375の組み合わせで、レドームはFS36270の指定ですがまったく問題はありません。

 デカールはフィルムの余白が大きいですが品質は良く、軟化剤も効きます。

 デフォルメキットを過剰なこだわりで作ってしまったわけですが、おかげでミラージュ2000らしい外形に
なりました。 素組みなら充分に楽しめるキットですが、ジェットノズルの問題は早い段階で処置した方が
良いでしょう。 もう1個このキットの在庫があるので、いつか複座型に改造したいですね。


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