リンゴくす玉

 高速道路の開通式に使用した特注のくす玉です。

 



 

 通常のくす玉は竹で編んだ球体を紙やビニールシートで覆ったものですが、今回はリンゴの形を再現するために
FRPで作ることになりました。 最初にスタイロフォームで原型を作り、これを新聞紙で覆い、ワックスを塗っておきます。
それからFRPを積層して、硬化したら切り開いて原型と分離させます。 これでモナカ状態のリンゴができるわけです。
それにくす玉のギミックを組み込んで、補強、塗装すれば完成です。 製品は問題なくセレモニーで使われたのですが、
その後一度も出番がなく、倉庫に保管されているそうです。 ちょっともったいないですね。

inserted by FC2 system