花輪ばやし 屋台模型

 ユネスコ無形文化遺産に秋田県の三大山車行事が登録されたことに関連し、PR用の1/12スケール模型を製作しました。
実物の花輪ばやし屋台は10台あるのですが、そのうちの1台を再現しました。 幸いなことにCADで作成した図面があり、これをもとに製作
しました。 しかし前後のレリーフや透かしの欄間は図面が無く、写真資料をもとに紫外線硬化樹脂で作りました。 小型の丸提灯は原型を
レジンで複製し、白デカールをカットして文字入れしました。 10体存在する獅子頭の装飾などもレジン複製品です。 屋根を支える組木
(三斗組:みつどぐみ)や欄干の部品は特殊な木材をフライス加工して再現するなど、あらゆるスキルを駆使して対処しました。
 1か月程度の短い製作期間で一人で大変な思いをしましたが、いろいろ勉強になる仕事でした。
 









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