ハセガワ スーパー・イーグル (STX603)
HASEGAWA Super Eagle (STX603)
パッケージイラストは小池繁夫画伯。 内箱裏面にはコンセプトの解説をプリント。
同梱のパンフレット表面。 発売は1984年です。
この600円のシリーズは全部で5種類ありました。 残りはSTX605 スーパーサンダーボルトでした。
左のランナーが本体のイーグルで、他はキャリヤーと呼ばれる合体メカ。
本体は小さめで、デフォルメも控えめ。 しかし実機の特徴を良く捉えています。
こんな商品でもマーキングは真面目なデカールなのがいいですね。
ガンダムやマクロスのプラモが大ヒットした80年代、ハセガワもスケールモデル路線を変更せざるを得ない
状況にありました。 そこで「オペレーション・オメガ」というオリジナルの設定を創作し、これに合わせた
新コンセプトのキットを相次いで商品化しました。 実態は上の画像のように実機を合体させるゾイドの
ような感じです。 社運をかけた商品でしたが、TVメディアによるバックアップが無いことが致命的で、
店頭からはすぐに姿を消しました。 上位機種のキットは高額だったために逆にいつまでも店頭に残って
いた記憶があります。
この600円のシリーズはプルバックゼンマイ内臓というハンディがありますが、自分好みのデフォルメ具合で、
非常に興味がありました。 しかしあまりにもレアで入手は難しいようです。 本体のイーグルは実際に作って
みます。
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