X-wing  1/4 フルスクラッチ 2005年 9月18日完成


This is a 1/4 full original X-Wing fighter model. I made this with my 2 friends in 2005.

The materials were styrene panels, corrugated cardboards, plywood panels and more.

The masterpiece was Finemold's 1/72 kit. We magnified it by 18 times. But it was not so easy work.

This model was separated some parts. I could carry them by my small van.


 2005年に開催された模型展示会用に模型仲間2人と共に協同製作したものです。
なにぶん時間と予算のない条件でひとつ目立つものを作ろうとしたわけですが、会期が迫って来る
と案の定大変な思いをしました。 その年の夏の思い出となった作品です。

 まずファインモールド社の1/72のX-wingのキットを入手し、これを入念に研究することから始め
ました。 そして分解方法を検討し、軽トラでも運搬できるサイズとして1/4スケールに決定しま
した。 友人Y氏にはレーザー砲4セット、A氏にはエンジンポッド4基を分担してもらいました。 
この際1/72のキットのパーツを各人に渡し、18倍に拡大したものを作ってもらったわけです。

 レーザー砲の重量はウィングにひねり荷重を加えるために、ウィングは木材とベニヤ板でがっ
ちり作っています。 そのウィングを4枚支える後部胴体はさらに構造を強化して下地合板と木材
でつくっています。 前部胴体は極力軽量にするためにスチレンボードと発泡スチロールでできて
います。 エンジンポッドはPPシートや鉢の敷物、ダンボール紙などでできています。 レーザー
砲は塩ビ管やスチロール食器、木材などでできています。 すべての重量を支えるスタンドは二寸
杉角材と下地合板、単管パイプでできています。 塗装は水性塗料をメインにしてラッカースプレー
なども使用しています。 赤のラインはカッティングシートです。

 時間があればコクピット内部や、細部のディティール、ウェザリング塗装などもできたのですが、
このレベルまで完成したのが搬入直前ということで時間切れでした。 設計のベースにしたファイン
モールド社のキットが非常に優秀だったので全体のイメージはまったく問題なしでした。 模型と
いうよりもオブジェに近い作品でしたが「模型=小さい」という一般的なイメージを打破する役目
を果たしたようです。


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