SD Lightning   1/? ローンスター 2017年06月03日完成


I made this deformed BAC Lightning. This is my full original model. Also I sale this resin kit as 'SD Lightning'.

This kit is Desk Top Model. It has exhibition stand but no gear and no tires.

The paints are BS381C/638, BS381C/637 and BS4800/18821.

The marking is No.11 Sqn. RAF in late 80's.

The film of this deca is thick. I had to use liquid mark softener.


 イギリス機というのは合理的ではなく、理不尽なほどユニークな機体が多いです。 それがイギリス機の魅力
なのですが、このBACライトニングはその最たるものです。 双発機なのにエンジンを縦に並べた点や、デルタ
翼とも後退翼ともつかない妙な主翼。 機内燃料を増やすために腹部に増設したCFT。 苦し紛れに主翼上面に
取り付けた燃料タンクなど個性の塊のような機体です。 すべては模索の時代に作られた高速試験機を実用化
させたことに端を発するのですが、反面教師的な存在でありこれに倣った機体はその後現れませんでした。

 定期的に展開しているデフォルメ機シリーズですが、このユニークな機体を取り上げるべきだと常々思っていま
した。 そのためのデッサンを重ね、納得のいくものができたので立体化し、商品化することを決定しました。
 デッサンは主翼を小さく、垂直尾翼とキャノピーを大きく誇張することがポイントです。 胴体は「たまご」
のように膨らませると機体のイメージを損ねるので全長を圧縮するだけにしました。 原型の製作は今までの
とおり断面を変化させたプラ板を並べ、エポキシパテで肉盛りしたものです。 インテークとノズルは旋盤で部品を
作りました。 キャノピーは塩ビ板のヒートプレスです。 スタンドとの取付け方法はノズルにボルトを差し込んで
います。 原型に合わせてデカールのデータを作り、業者さんにオリジナルデカールを作ってもらいました。 白の
箔押し印刷ができて発色が良く、ベースフィルムもカットしてくれるのがうれしいです。

 キットの製作はレジンキットなので洗浄、サーフェイサーの下塗りは欠かせません。 接着も瞬間接着剤とエポ
キシ接着材を使用します。 接着面に塗料が付着していると硬化が遅くなる上に、強度も低下するので剥離して
おく必要があります。 キャノピーの接着は必ずエポキシ接着剤を使います。 瞬間接着剤を使うと内側が白く曇
ってしまうので要注意です。 ヒートプレスしたキャノピーの切り出しは胴体に合わせながら慎重に少しづつ削って
調整します。 接着面のピン穴は再度ピンバイスで開け直し、必ず仮組みして擦り合わせをしてから接着します。
 塗装は後期の制空迷彩で、クレオス331,335,334の組み合わせです。 ボカシが無いのでマスキングで簡単に
塗装できます。 自分でマーキングに対処できるのなら、初期の銀塗装やグレイ/グリーンの迷彩を再現するのも
良いでしょう。 デカールはフィルムが厚いので軟化剤は不可欠ですがシルバリングは発生しません。 また、ツヤ
があるので最後にトップコートした方が良いです。

 新商品ということで秘密裡に製作を進めてきて、屋台の模型製作のために1か月以上中断してやっと完成しました。 
デフォルメシリーズの完成品にまたユニークな作品が追加されて満足感が高いです。


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