SD Mirage2000D 1/? AFV CLUB 2018年05月11日完成


This is deformed Mirage2000D model. This model is reformed from AFV Club's Mirage2000 kit.

This model needed so much reshape points. The biggest point was cockpit for twin seat. Its canopy was made by myself.


Also I made a deformed SCALP-EG cruise missile, fuel tanks and MICA-IR AAM for this model.

The paints I used were GUNZE Mr.Color #13 and #54. The marks and numbers for 2000D were Authentic Decal.

The finished model looks cool and cute. This must be only one model in the world.


 昨年作ったSDミラージュ2000-5に続き、複座型のSDミラージュ2000Dを作りました。 このD型は対地攻撃に
特化したバージョンで、レーザー誘導爆弾や巡航ミサイルを運用することができます。
 キットは前回同様にAFVクラブのデフォルメキットを改造したもので、主翼やインテーク、垂直尾翼の修正は
前回と同じです。 今回の最大の改造ポイントは複座にすることで、コクピットスペースを完全に作り直し、
キャノピーも自作しました。 後部座席のパイロットも自作で、コクピット直後から尾部に至るドーサル・スパ
インも完全に作り直しています。 以下に改造ポイントを示します。

@主翼を厚くして胴体との繋がりを滑らかにする。
A主翼下面が滑らかになるようにパテで修正する。 また、ガンポートはパテで埋める。
B垂直尾翼は似ていないので完全に作り直す。
Cインテークと胴体の間のスキマの造形がいい加減なので作り直す。
Dインテーク上部をパテでボリュームアップする。
E背部のドーサルスパインを完全に作り直す。
Fコクピットスペースを作り直す。
Gコクピット内のバイザー、座席、後席パイロットは自作。
Hキャノピーは自作。
IスカルプEG巡航ミサイル、燃料タンクを自作する。
J飛行状態のデスクトップモデルにする。
Kジェットノズルがフィットするように尾部を少し太くする。
Lノーズコーンを作り直す。







 前回と同様にデスクトップモデルにするため、脚収納庫もパテ埋めしました。 スタンドはいつものものを
使いました。 兵装は対地攻撃機らしくスカルプEG巡航ミサイルと、燃料タンク、MICA-IR短距離AAMです。
MICA-IRはキット付属のものを改造していますが、他はフルスクラッチで作りました。

 塗装はプロスプレーMk.4による吹きつけで、ボカシはしていません。 迷彩の塗料はグレーがMrカラー13番
(ニュートラルグレー)、緑が54番(カーキグリーン)です。

 デカールはキット付属のものとオーセンティック・デカールを使用しています。 オーセンティック・デカ
ールはシルバリングが発生しない非常に優秀なデカールですが、フィルムが薄すぎてセットし難い欠点があり
ます。 最終的に半ツヤでトップコートをすればデカールはきれいに馴染みます。

 ただでさえ寸胴なデフォルメモデルを複座に改造するのは難しいです。 しかも兵装までフルスクラッチ
で作るというエスカレートぶりに自分自身で呆れてしまいます。 スケールモデルとは違い、作家性の出る
デフォルメモデルというのはおもしろいですね。 しかもマニアックな機体だと世界に一つだけのアイテム
になり自慢できるのもいいですね。


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