RF-101C   1/72 ハセガワ  2002.11.09 完成


This is a HASEGAWA RF-101C model. This kit was released in 1969.

The accuracy of parts is nice. But formation of parts is too simple. The cockpit, gears and accessories are poor.

The very much panel lines are raised. I engraved them with too much times.

I understood the F-101 was very big plane and the shape is very cool.


RF-101Cはベトナム戦争当時に活躍した長距離偵察機です。  当初は爆撃機を護衛する戦闘機として開発
されましたが、実際には迎撃任務やこのような偵察任務に使用されました。

キットはハセガワの古いものですが、薄くあるべきものは薄く成型されており、部品の精度も良い好感の持てる
キットです。 ただ、脚パーツなど細かい部品の出来がイマイチなのでディティールアップが必要かと思います。
製作上の難点はインテーク内の整流板の接合面を消すことと、うるさいほどのスジボリでしょうか? この時代
の機体には複合材で3次元成型された外板など無かったので、とにかく継ぎ目だらけです。 アクセサリーも
タンク2本のみなので、パーツ数はきわめて少なく、すっきりとした機体が完成します。 ディティールアップ
のために冷却空気のルーバーを彫り出そうとしたのですが曲面にあるため断念し、ストライプの自作デカールで
表現しました。塗装はベトナム迷彩で、説明書の迷彩パターンに疑問が残るものの、当時の写真を見比べると結構
機体によってパターンが異なるようだったのでそのまま適用しました。 なんせ22年間もストックしていたため、
デカールが変質して使い物になりませんでした。 テイルコードは強引に使いましたが、他はジャンクデカールを
使用しています。

完成してみるときわめてデカイ機体であることがわかりました。  また、「これが機能美だぞ!」と言わん
ばかりのデザインが純粋にカッコイイです。 中学生くらいの自分もこんな機体の落書きをしたし、松本零士先生
の70年代のマンガにもよくこんな機体が登場しましたね。 もちろん人間の美意識と理想的空力造形には差があり、
今日のデザインではステルスという次元の違う要素が重視されるのです。



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