RAH-66  1/72 イタレリ 2000年11月02日完成


This is a Italeri's 1/72 RAH-66 model. The RAH-66 was developped as first stealth helicopter.

But the development was canceled in 2004. This kit was model of the mock-up.

I set two small motors inside the fuselage to rotate its main and tail rotors.


 RAH−66コマンチは1991年から開発が続けられていた、世界初のステルスヘリ
コプターです。しかし、その後の世界情勢は激変し、ついに2004年3月にキャンセル
されました。 このコマンチも幾多の幻の機体の仲間入りをすることになったのです。

 ヘリのローターを回転させるギミックは数年前から雑誌に紹介されていましたが、私も
以前からテイルローターも回転する作品を作りたいと思っていました。 しかも1/72スケ
ールで。 1/48とは異なり、1/72だと歯車一つにも困ります。 特にテイルローターのギヤ
ボックス内に実際に収納させるとなるとアナログ腕時計用の歯車が必要かと思われます。
このテーマにコマンチを選んだのも比較的にテイルローターのギヤボックススペースが大
きいことと、機内容積が大きいことが理由です。

 歯車は¥100ショップの置時計や、こわれたカメラ(カメラ量販店で入手)を分解して
取り出します。 小型モーターもカメラから入手しますが、減速ギヤボックスが複雑になる
ので2個のモーターを使用して個別に駆動させています。
 飛行状態にするのでウェポンベイと、脚収納内部は除去し、機内スペースを稼ぎます。 
そうしないとモーターと減速ギヤボックスが収まりません。 テイルローターには本来クラ
ウンギヤを使用するべきでしょうが、直径3mmのものが入手できず、苦肉の策で平歯車
2個を組み合わせています。 そのため騒音がうるさくなってしまいました。 本体を
スタンドに固定する2本のビスが電極を兼ね、外部のリモコンボックスで操作します。

 結構苦労したにもかかわらず、展示会ではテイルローターも回転していることに気づか
ない方が多く、ガッカリしてしまいます。 (自己満足だった。)


                         GALLERYに戻る

inserted by FC2 system