OH-58D   1/72 ハセガワ 2021年01月14日完成


This is a Italeri 1/72 OH-58D model released in 1990. I made the same kit that sold from U.S Testors.

The each parts have delicate shape. But the shape of Mast Mounted Sight was no-good. I reshaped it correctly.

I added details to interior. The fitness of clear parts are bad. I had to modified the gaps and bumps.


The paint is dark olive drub (30% Black add to OD) only. The decal sheet of Testors has good quality. But the marking is too quiet.




 OH-58Dカイオワ・ウォリアーはそれまでのOH-58A/Cカイオワの武装偵察型で、外見上の違いは4枚になったメインローターとマストマウンテッドサイト
の追加、武装スポンソンの追加などです。

 キットは1990年にイタレリから発売されたものでOH-58Dの初期形態を再現しています。 実機は順次アップデートされて細部が変化していきましたが
名称はOH-58Dのままでした。 イタレリからは後期形態を再現したキットがAH-58Dの名称で発売されたことがありましたが、この名称は実在しません。
今回着手したキットは1991年にテスター社からOEMで発売されたもので、同社オリジナルのデカールが付属しています。

 キットは少ないながら繊細に再現されたパーツで構成されており、好感が持てます。 パネルラインは凸で、リベットが表面に再現されています。 以前
のOH-6Aでパネルラインをスジボリにしたら表面が単調になってしまった反省があるので、今回はそのまま凸ラインにしました。 コクピットと後部キャ
ビン内は適度にディティールアップしています。 機体や時期によっては後部ドアの窓は塞がれていますのでこの点も注意が必要です。 残念ながら
キャノピーなどの透明パーツは胴体とのフィットが良くありません。 パテ修正に伴う透明パーツの再研磨は覚悟した方がいいです。 また、パテの埃が
内部に侵入し、透明パーツ内側に付着する危険性が高いので細心の注意が必要です。  マストマウンテッドサイトは形状が良くないのでパテ修正しま
した。 そのセンサー窓は窪ませて透明UVレジンを入れております。 左側の窓にはオパールフィルムを貼り付けて独特の反射を再現しています。
エンジンナセル前部の膨らみは角っぽい形状だったのでパテで修正しました。(下の画像の矢印部分)



塗装はヘイロードラブ(オリーブドラブに30%くらいの量の黒を混ぜたもの)単色のベタ吹き付けです。 今回は少々暗すぎた感じがします。
適度にスミ入れをしてからデカールを貼りましたが、テスター社オリジナルのデカールはイタレリのものよりもフィルムの質が良く、デカール糊と軟化剤を
併用することによってシルバリング無しに貼り付けることができました。 ただ、文字類が黒一色なので非常に地味で見づらいです。 全体にツヤ消しトップ
コートを吹き付け、ローターなどのパーツを取り付ければ完成です。

 キットは全体的に佳作の出来なのですが、透明パーツのフィットの悪さがネックになっています。 それから小さな作品なので老眼の自分にはキビシイ
製作となりました。 それでもトゲトゲした魔改造っぽい姿はそれなりに見栄えしますね。



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