MiG-29UB 1/72 イタレリ 2014年02月14日完成


Making good MiG-29UB was one of my hope for long time. Because there are no nice 1/72 UB kit in the world.

This article is made from MiG-29A single seat version.
The panel lines on upper surface are modified.

The Italeri's UB kit has terrible shape at nose section. The canopy is also too low profile. I re-made it by VAQ forming.

The intake doors are closed. Stabilizers are separated and movable.

This special marking was painted to MiG-29UB of Russian Air Force in Armenia 2004.

I used the Authentic Decal for marking. It has nice print. But the film is no good.


 MiG-29UBはMiG-29シリーズの複座練習機で、機種転換訓練などに使用されています。 

 キットはイタレリやエレール、東欧系のメーカーから出ていますが、完成品を見ることは滅多にないので作って
みました。 この作品のキットはイタレリですが、UBのキットの出来が非常に悪いので通常の単座MiG-29Aを改造
して複座にしました。 実は単座も複座も側面のシルエットはほとんど同じなのです。 どうせキャノピーまで
自作するのならば単座型を改造した方が容易だと判断しました。 改造はコクピットスペースを作ることから始め、
機首形状の修正、キャノピー原型の製作といった工程で進めました。 最終的に自作キャノピーを被せ、接合部を
整形すれば機首の改造は完成です。 
そのほかの大きな改造ポイントは以下のとおりです。
@垂直尾翼接合部を平滑に仕上げる。
 実機の垂直尾翼は胴体と一体になっているので側面に接合ラインは存在しません。 しかしキットでは別パーツ
 なので接着にともなう接合ラインができてしまいます。 これをパテで平滑にするためには水平尾翼を一時的に
 切り落とさなくてはいけません。 この改造は実際は大仕事なのです。
A水平尾翼の後退軸を再現する。
 通常、水平尾翼の回転軸は機軸に対して直角ですが、MiG-29の場合は大きく斜めに後退しています。 そのため
 水平尾翼を作動させると妙な角度になります。 @で水平尾翼を切り落としたので、ついでにこれも再現しました。
BFLIRのフェアリングをジャンクから移植する。
 機首の修正の時点で、FLIRのフェアリングは削り落としていましたが、これを再生するためにMiG-29SMTのレジン
 胴体パーツのジャンクからこの部分を移植しました。
C間違っているパネルラインを修正する。
 イタレリのキットは主翼上面と胴体上面のパネルラインが間違っているので、これらを引き直しました。

 オードナンスは一切無しのクリーン状態にして、塗装はライトグレイ(Mr.カラ−73番)とグレイグリーン(フィー
ルドグレイに白を加えたもの)の迷彩です。 サーフェイサーを吹き付けてからライトグレイをプロスプレーでベタ
吹き、グレイグリーンは浮かしマスキングとエアブラシの併用で吹き付けました。

 デカールはオーセンティックデカールを使用しましたが、発色は良いものの軟化剤が効かない厄介なものです。
そのためスペマー部分以外は他社のジャンクデカールを寄せ集めて貼り付けました。 なお、このマーキングは
2004年にアルメニアに駐屯するロシア空軍機に施されたものだそうです。

 いつものように時間がかかりましたが、大改造の甲斐があって満足度が高い作品になりました。 イタレリの
単座型を複座型に改造するモデラーは滅多にいないでしょう。 そんなことをしなくても容易にUBが作れる
すばらしいキットが発売されれば良いのですがね。
 
 
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