MiG-21bis   1/48 OEZ 1991年04月13日完成


This model is old OEZ's 1/48 MiG-21bis. It looked so good. But this kit had so many problems.

For example, the cockpit couldn't fit the inside of fuselage. Also couldn't fix the gear correctly.

After then, this kit was sold by ESCI and KP. But you should better to choice another kit.


 MiG-21bisは旧ソビエトで開発されたMiG-21シリーズの最終形態のモデルで、旧東側同盟国に
多数輸出されました。 外形的な特徴はほとんどストレートになるまで拡大化された背部のドー
サルスパインで、実機では燃料タンクになっています。

 キットはチェコスロバキアのOEZというメーカーが1990年頃発売した製品です。 ややダルイ
もののパネルラインはスジボリで、それまでの東欧圏のプラモのイメージを覆すような画期的な
製品でした。 しかし、それは見かけだけの幻想であったことが着工してみてわかりました。 
まず、それぞれのパーツの出来は申し分ないものの、お互いがうまく組み合わせられないのです。
コクピットは胴体内に納まらず、脚柱はどう固定すれば良いのか解らないといった障害が次々に
露呈します。 明らかに金型調整を怠った結果なのでしょう。 しかし完成すればイメージは非常
に良く、上級者向けのキットですが決定版と言っても良い製品でした。 その後、この製品は
エッシーでも発売され、現在ではKPで販売されているようです。 しかし、このスケールでは
アカデミーの製品がすでにあるので、こちらを作るのが適切です。

 この作品のライトグリーンはMr.カラーの27番に緑を30%程度加えたもの、ブラウンはマホガ
ニーに黒を少量加えたものです。 下面はいつものエアクラフトグレー(73番)です。 ブラ
ウンに関してはダークグリーンだという説もありますが、当時の「航空ファン」誌に掲載された
写真を参考にしてこの色にしました。
 デカールは自分でニス部分をカットしなければならないもので、当時は面倒に感じたものですが
現在では普通にやっています。 フィルムの質は問題ナシです。

                      

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