MirageIIIS 1/72 オリジナルレジンキット 2008年03月03日完成
This work is later style of MirageIIIS.
The kit is my original resin kit as MirageIIIE. I reshaped it to MirageIIIS.
I added nose strakes, canards, chaff/flare dispensor and antennas.
The Mirage with canards looks so cool. I don't feel it is so classic aircraft.
オリジナルレジンキットを使用したミラージュシリーズの第五弾はスイスのS型です。
スイス空軍のミラージュVSは通常のVEにアメリカのサイドワインダーAAM運用能力を持たせた
機体で、これが仇となり機体価格は大幅に上昇し、結果的に購入数の削減という本末転倒な事態を
生み出しました。 しかしこの機体は大切に扱われ1999年末まで現役でした。 ミラージュVSは
80年代に近代化改修を施され、外見上カナード翼と機首ストレーキが追加されました。 これは
言うまでも無くイスラエルのクフィルに倣った形態です。 このような近代化改修は南米諸国と
南アフリカでも実施され、いずれもカナード翼が追加されました。
この作品はそのミラージュVSの最終形態を再現しています。 以下が改造ポイントです。
・主翼端と垂直尾翼端にレーダー警戒アンテナを追加。
・ストレーキとカナード翼をプラ板で自作。
・機首下面のアンテナとフェアリングを追加。
・胴体後部下面にチャフ/フレアディスペンサーを追加
迷彩塗装はクレオス307番(FS36320)と308番(FS36375)の組み合わせで、レドームは317番
(FS36321)を使用しています。 デカールはフランスのカーペナデカールを使用しました。
スタンドは5mm厚のアクリル端材で自作したもので、エンジンノズル内に4mmのボルトを挿入
して機体を保持する構造です。
制空迷彩でしかもカナード翼付きという近代的なイメージのミラージュVも新鮮な印象です。
このカナード翼というのがデルタ翼機に非常にマッチしていてかっこいいです。「カナード翼萌え」
という気持ちも良くわかりますね。
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