Mirage2000D   1/72 エレール+ローンスター 2017年01月10日完成


I made this 1/72 Mirage2000D model. The based kit is Heller's 2000N but the wing was changed to my original resin parts.

To add the chaff/flare dispenser units on dosal spine and end of wing were very difficult work.

The 2000D has no guns. Also there is no pitot tube at the tip of nose. I choiced the SCALP-EG cruise missile as a main weapon.

The ATRIS-II targeting pod was imported from Heller's weapons set. The ejection seats and pilots are my original resin parts.

The decals for 2000D are the Authentic Decal. Its quality of print is nice but very hard to handling.


 ミラージュ2000Dはミラージュ2000シリーズの通常攻撃機バージョンとして1995年頃から運用が開始されました。
 キットはエレールの2000N(核攻撃型)に弊社の「ミラージュ2000の主翼」レジンパーツを組み合わせ、さらに
2000D仕様に改造したものです。 詳細な改造ポイントは以下の通りです。
@主翼はレジンパーツに交換するが、ガンポートはパテで埋める。
A射出座席、パイロットは自前のレジンパーツに交換する。
Bコンソールパネルはジャンクデカールを貼り付ける。
C2000Dは機首ピトー管が無いので、真鍮線を埋め込み瞬間接着剤を盛り付けたあとで鋭利に整形する。
D背部に丸いGPSアンテナとチャフ/フレアディスペンサーを追加する。
E垂直尾翼のアンテナ類を2000D仕様に改造する。
F主翼付け根後端にスピーラル・チャフ/フレアディスペンサーを追加する。
GセンターパイロンにスカルプEG巡行ミサイル(ハセガワ製)を装備する。
H右インテーク下にアトリU照準ポッド(エレール製)を装備する。
上記のDとFが特に難しい改造で、形状を良く把握した上で再現するのに苦労しました。


 塗装はクレオス13番(ニュートラルグレイ)と330番(ダークグリーン)のオーバーラルカモフラージュで、
浮かしマスキングとエアブラシの組み合わせで吹き付けました。
 デカールはキット付属のものを使用し、2000D仕様部分はオーセンティック・デカールを使用しています。
キットのエレールのデカールは軟化剤が効きますが、シルバリングが発生しやすいので貼り付けたらすぐに
リキッドデカールでコーティングしました。 オーセンティックデカールの方はフィルムが薄くて取り扱いが
難しい欠点があります。 使用前にリキッドデカールでフィルムを補強すれば貼り易くなるかもしれません。
最後につや消しでトップコートすれば完成です。

 1/72スケールのミラージュ2000Dというのはイタレリのキットがありますが、これは問題外の出来であり、
まともな作品を作るのはハードルの高いテーマでした。 そういう意味でも今回の作品は達成感があります。
2000Dは複座とはいえ意外にシャープな機首が印象的です。 スカルプEGという特殊な兵器もこんな機体でなけ
れば滅多に出番は無いでしょう。 そのうち2000Nもアエロクラブの豪華キットで作ってみたいですね。

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