JAS-39  1/72 ドイツレベル 1997年10月04日完成


This model is JAS-39 GRIPEN. The kit is by old Revell's one. But this is model of mock-up.


This kit has many problems. Especially the shape of canopy was bad and the front gear is too long.

I made the canopy solidy and shrinked the front gear. I imported the weapons from another kits.


 当時このグリペンのキットはドイツレベルのみで、それもモックアップの製品化でゲンナリする内容で
した。 しかし、ここはマニアのプライドで、エレールのラファールA、エッシーのユーロファイター、そして
このグリペンを強引に作ってしまったのです。

 この製品を作る上での最大の問題点はキャノピーの形状が悪いことで、苦渋の選択でソリッドにして
整形しました。 あとは実機を無視したうるさい程のパネルラインをすべて彫り直し、ほとんど使えない
大量のアクセサリーを放棄して武装は他から流用しました。 また、ゴツイ脚関係はそのまま取り付ける
と異常に地上高が高くなり、しかも機首上げ状態になるので調整が必要でした。   塗装は前生産型
の機体で、付属のデカールをそのまま使用しています。

 しかし、この作品は別の意味で非常に興味深いものになりました。 というのもエンジンがF404単発
というコンパクトな機体であるわけですが、機体デザインが想像以上に複雑で角型のサイドインテーク
が主翼の下で急に絞られ、劇的に断面形状が変化し、後半はF−16のようなブレンデッドウイングボ
ディー断面になっていました。  固定式のインテークなのでドラケンのような形状のエアインテークの
方がスムースな感じで良い気がしますが・・・。

 世界的な緊張緩和と兵器の命中精度の向上で、搭載量の要求が緩和された現在、このようなコンパ
クトな機体が有望であることを20年前に見抜いていたスウェーデンの航空産業界はやはりすごいと言
わざるをえないのです。

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