Buccaneer S2B 　　1/72 マッチボックス　１９９０年１０月３０日完成


This model is Matchbox's Buccaneer S2B. But this kit had many problems. Its fuselage was separated 6 parts.

I needed much putty to build this kit. The canopy was too small. The wing tip was turned up reversaly.

Also this kit had no weapon and no pylons. I made pylons by myself and set them with missiles.


　古い作品ですがご参考までに。　　当時の私のスキルはスジボリまで至らず、せいぜいパテで
修正できる程度でした。　　また海外資料本はおろかインターネットなども無かった時代なので
このようなマイナー機の資料の入手は困難な時代でした。　ということでこの作品はあまりディ
ティールアップしていないのですが、武装類は他のキットからコンバートしています。
　キットはマッチボックスおなじみの運河彫りで、パーツ類のシャープさに欠けるいつものタッチ
です。　このマッチボックスのバッカニアは胴体が中央部、左右エンジンナセルの三つに分けられ、
しかもそれぞれ二分割なので合計６パーツで構成されています。　従って接着ラインの修正が
不必要に多いのが不満です。　しかも中央胴体とエンジンナセルの接合部は深い谷になり、大量
のパテで埋めて修正しています。　

　この作品の全体形を見ると機首が上に向き過ぎている気がしますので修正すべきかも。　それ
から翼端のひねりが逆に上がっていますので温水に浸けて修正すべきでした。　キットには一切
のアクセサリーが入っていませんのでパイロンを自作し、ハセガワのサイドワインダーミサイル
とマーテルＡＳＭを搭載しています。　またキャノピーが小さく、パイロットの位置も低すぎます。

　ということで初期作品のバッカニアなのですが、本来なら投げ出したくなるキットで、これを
作った頃の自分の熱意が感じられる作品です。　バッカニアは存在感のある機種なのですが、
なぜか1/72スケールの良いキットが無いのでメーカーに今後の製品化を期待したいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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