AH-1G   1/72 マッチボックス 2004年11月12日完成


This model is Matchbox's AH-1G. But this kit had many problems. I replaced some parts.

I replaced main rotor, canopy, skids, pilots and rocket pods. The original parts is only fuselage and wings.

Also this minigun turret was reshaped. The decal was choiced from Micro Scale Decal.


 AH-1Gヒューイコブラはベトナム戦争においてヘリボーン作戦を支援するために開発されました。
しかし、このような戦闘ヘリが対戦車攻撃にも非常に有用であることがわかり、アパッチやマング
スタ、ユーロコプターといった世界中の戦闘ヘリの手本となりました。  このコブラもその後、
海兵隊のJ、T、W、Z型、陸軍のS型へと発展していきました。

 キットはマッチボックスで、デッサンは良いものの小パーツの出来がイマイチないつものスタ
イルでした。 そのためキャノピー、ローター、フィギュア、ロケット弾ポッドを他からコンバート
しています。 ロケット弾ポッドはハセガワのウェポンセットのものが短すぎて使えず、不満ながら
にフジミのものを使用しています。 パネルラインはいつもの運河彫りなので、全部パテ埋めして
から彫り直しました。
 AH-1Gは初期型と後期型があり、キットの仕様はごっちゃになっていたので初期型に統一しました。
そのためノーズコーンを透明化、テイルローターの位置を反対側に変更するなどの改造をしました。
機首ターレットがミニガンのみというのも初期型の特徴で、この銃身は0.3ミリのシャープペンシル
の芯を束ねて再現しました。 メインローターがわずかに垂れ下がっているように見せるのはヘリ
キット製作上のコツです。

 塗装はオリーブドラブのみ。 あまりウェザリングはしていません。 デカールは頂き物のマイ
クロスケールデカールの中からチョイスしました。 ただし、このマーキングの機体が初期型
だったか?は確認できていません。

 納得できる作品にするためにキットの特徴を抹殺してしまったようなものですが、素材として有効
に活用させてもらいました。 よく見てみると部品取りにしかならないキットも多々あることを考え
れば、このマッチボックスのヒューイコブラはまだ救いがあるキットでした。 ヘリキットはコマンチ
以来なのですが、プラモの在庫が増えてきたので定期的に着工していきたいと思います。

                      

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