型取り編 2.型取りの準備
 原型ができて、型取りのプランも立てたところでいよいよ型取り作業の開始ですが、ここで準備するもの
を確認しておきましょう。

シリコンゴム
 大きなホビーショップに型取り用のシリコンゴムが置いてあります。 無ければ通販で入手しましょう。
メーカー、種類もたくさんあるので迷うところですが、初心者はとりあえず普及型の製品を使ってみま
しょう。 一般的な製品としてGSIクレオスの「Mr.シリコーン」とウェーブの「ウェーブ・シリコーンゴム」が
あります。 「Mr.シリコーン」は価格が安く、耐久性も比較的良いのですがゴムが柔らかく、大型の型を
作ろうとすると自重で変形してしまいます。 従って小型(200g以下)の型に向いています。 「ウェーブ・
シリコーンゴム」は適度な硬さで大型の型に向いていますが、価格が高く耐久性も少々劣ります。

レジン
 シリコンゴムを売っていれば必ずレジンも売っているはずです。 これも種類が多いので迷うのですが
吸湿による発泡の少ない製品を選ぶべきです。 また、最近は臭いの少ないノン・キシレンタイプの
製品が販売されており、屋内での使用に向いています。 少々高価ですが、家族に迷惑をかけない
ためにもおすすめします。 レジンの色に関してはお好みで。

ねんど
 原型を固定するために使います。 なるべく原型にこびりつかないものが使い勝手が良く、その意味では
「ほいくねんど」やGSIクレオスの「Mr.クレイ2」を使用すべきです。 いずれも何度も使用しているうちに
ねんどが硬くなりますが、ハンドクリームを練り込むと復活します。 高価なものではないので使い捨て
という感覚でも良いか?と思います。

バリヤコート
 上型と下型がくっつかないように塗布するもので、専用のものも売っていますがエナメル系塗料や濃い
洗濯石鹸水などでも代用できます。  私の場合はリンレイのワックスブルーを使用しています。

離型剤
 硬化したレジンを型からはずす際に型を痛めないために塗布しておくシリコンオイルスプレー。  ホーム
センターの工具売り場で入手できるシリコン滑走スプレーでも良いですが、型を長持ちさせたいならば
信越シリコーンの「KF412SP」がおすすめです。

ベース板
 型取り作業をするためのがっしりした板のことです。  ベニヤなら12mm以上、ガラスなら5mm以上の
厚さを目安とします。  まな板を代用としても良いでしょう。

囲い
 シリコンゴムを流し込むときの型枠に使います。  型のサイズに応じてボール紙、プラバンなどを使い
わけます。

計量はかり
 シリコンゴム、レジンの配合時に必要です。  デジタルのクッキングメーターが便利です。 ただ、安価
なものは1g単位の精度が悪いので国産(タニタなど)の製品を選択しましょう。

紙コップと割り箸
 シリコンゴム、レジンの混合時に使用します。  プラのコップはレジンで溶ける場合があるので使用
できません。

クランプ
 レジン注入時に型を押さえておくときに使用します。 紙テープだと効果が型の外周だけですが、クランプ
ならば内側を押さえることができます。 特に大型の型には必需品です。 小さなクランプならば100円
ショップで入手できます。

スポイト、ピペット
 少量のレジンならば計量にスポイト(又はピペット)を使用すると便利です。  ホームセンターなどで
使い捨てのものを多数購入しておきましょう。 A,B液に対してそれぞれ専用のスポイトを用意します。
B液のスポイトは内部が硬化しやすいので使用後洗浄しましょう。

アセトン
 使用後のスポイトを洗浄するときに使用します。 アセトンはホームセンターのFRPコーナーで入手でき
ます。 ジャム瓶に小分けしておき、レジンのB液のスポイトだけを洗浄します。 スポイトを何回かアセトン
でうがいさせるだけでOKです。 A液はスポイト内部で硬化しないので不要です。 またA液も洗浄して
しまうとアセトン内部でレジンが硬化してしまいます。

ビニール手袋
 これらの作業はなにかと手が汚れますので、使い捨てのビニール手袋が重宝します。

                      

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