ここは弊社のMiG-29SMT改造キットに対するサポートページです。 実際にMiG-29SMTを製作する際のノウハウや、
ディティールアップポイントを紹介します。
1.バキュームキャノピー
付属のバキュームキャノピーは慎重にカットしてください。
最初にハサミなどで大きめにカットし、次に上のカット前の画像の
黄色い部分をカッターで切り落としていきます。 その際も胴体に
合わせてフィッティングを確認しながらカットする部分を決めてくだ
さい。 最終的には紙ヤスリなどでエッジを仕上げておきます。
接着は透明なエポキシ接着剤または雨どい用接着剤(硬質塩ビ用)
を使用してください。 ただし、接着前にレジンパーツ側にサーフェ
イサーを吹き付けておく必要があります。 また接着剤が硬化する
までセロテープなどで仮止めしておきましょう。
バキュームキャノピーは硬質塩ビシートを成形したものです。
この材料の性質上コンパウンドが効きません。 パテで修正する
際にキズを付けないよう注意してください。
2.計器盤
MiG-29SMTのコクピットは近代化され、左の画像のように
グラスコクピット化されています。 こだわる方はこれを参考
にして計器盤を改造してください。
3.機首おもり
キットの組み立て説明書には機首に10gのおもりを入れるように指示されていますが、この改造パーツを使用する場合は
不要です。 あまり機首を重くすると前脚柱に負担がかかり、折れやすくなります。
4.給油プローブ
空中給油プローブ部品の取り付けは上記の画像を参考にしてください。
5.垂直尾翼内側
垂直尾翼の内側は全面ライトグレーです。
画像の矢印の赤外線警戒センサー(?)が追加されました。 是非ご自分で改造して再現してください。
このセンサーを自作するときは1mmの丸プラ棒の一端を丸く仕上げ、4mmの長さのところで斜めに切断すればOKです。
尾翼側の接着部分を小さなノミで平らに削っておけば接着の仕上がりも良くなります。
6.垂直尾翼の取り付け
垂直尾翼はあとで取り付けるのではなく、主翼を取り付ける前に胴体に接着し、接着ラインを平滑にパテ処理しましょう。
7.主翼端下面
赤い矢印部分に小さなプレートが追加され、編隊灯が貼り付けられています。 プラ板などで再現してみてください。
サイズは厚さ0.3mm、幅1.5mm、長さ5mm程度です。
8.エアスクープ
ドーサルスパイン後部に付属するエアスクープは9-12以降大型化され、イタレリのキットのものは使えません。 この改造
キットのデカールの小袋に入っている小さなレジンパーツが専用エアスクープです。 上記画像を参考に接着してください。
9.水平尾翼作動筒フェアリング
1/72 MiG-29のキット全般に言えることですが、水平尾翼作動筒フェアリングの形状が良くありません。 普段わかり辛い
部分ですが、気になるようであれば上の画像を参考に修正しましょう。
10.機体下面
11.細部画像
その他細部については下記ページを参考にしてください。
http://walkarounds.airforce.ru/avia/rus/mig/mig-29smt/mig-29smt.htm
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